虫のいい日々

あぶはち取らずと言われても、極楽とんぼで過ごしたい。
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2013年9月に読んだものメモ
  • 堀川アサコ『幻想郵便局』(講談社文庫,2013年1月/親本:2011年4月)
    よく考えると設定としてはけっこう怖い話かもなんだけど、のほほんとした主人公の一人称なのでゆるっと読んでしまうし読後感も明るい。「次のどこか」に行く前に、一息つける場所はあっていいよね。現世を離れつつあるひとも、主人公のような立ちつくしている生者も。

  • 渡辺由佳里『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア,2013年8月)
    短い紹介文が並んだ辞典的(?)な構成なのに端から順繰りに通読してしまった。英語の難易度とは別に、内容に鑑みた対象年齢のレーティングが記されていること、また「いまどきのアメリカの高校生がほぼ必ず読む本」など、基礎教養・共通認識を得るという観点でも作品が選出されてることが印象的。邦訳情報もあり、ただ単に普段は読まないジャンルで「面白そうな本」を探したいという目的で見てても楽しい。

  • 万城目学『ザ・万字固め』(ミシマ社,2013年2月)
    個人的趣味だけど台湾に行ったときのお話が興味深かった。各国での作品の受け止め方の違いの考察など含めて。あと瓢箪とか東京電力とかはちょっぴり意外な話題でした(特に後者……震災当時、株主でいらしたとは!)。

  • 益田ミリ『キュンとしちゃだめですか?』(文藝春秋,2013年7月)
    そうそう、別に対象とどうなりたいわけでもなくちょっとしたしぐさや言葉に一瞬だけ「ただキュンとする」ってあるよなあ。そしてほかのひとの「キュン」話は、共感できてもできなくても、とても楽しい。

  • 松田青子『スタッキング可能』(河出書房新社,2013年1月)
    各人の心情描写は現実的な共感を呼ぶものでありつつ、表層は少しずつずれながら重なりながらずれていって個々の区別どうでもよくなっていくという、無機質でシュールで言葉遊び的な要素も漂わせた感じが面白い。

  • Cassandra Clare "Mortal Instruments 5: City of Lost Souls [Kindle Edition]"(Walker Books, 2012年5月)
    シリーズ5作目。最終巻じゃないからヒロインとヒーローは死なないよなって思いつつ、けっこう痛い描写も。もう1つのシリーズでいちばん好きだったキャラがちらちらっと姿を見せてくれて嬉しい。今回も、これ商業デビュー前にネットで発表してた作品で使ってたフレーズやネタのアレンジだよなあって感じの記述が散見されて苦笑。しかしそんなことが分かってしまう私は、もしかしてけっこうなファンではないのか(汗)。


Posted at 23:11 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark
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