虫のいい日々

あぶはち取らずと言われても、極楽とんぼで過ごしたい。
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2013年11月に読んだものメモ
  • 佐々涼子『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社,2012年11月)
    海外で亡くなったかたの遺体を迎え、さまざまな事態に対処しきれいにして家族に送り届けるお仕事。遺族にとっての「からだがある」ということの意味はこんなに大きいものかと改めて。関係者の心情にまで寄り添った詳細なルポだけに、日本では現在、実質このひとたちしかいないのに、こんな家族経営に近いかたちでこんなに心身を粉にしちゃってて、私たちはすべてをこのひとたちに頼ってて、大丈夫なんだろうかと、ありがたいけどなんだかこの業界のこれからが心配になった。第10回開高健ノンフィクション賞(2012年)受賞作。

  • 平田俊子『スバらしきバス』(幻戯書房,2013年7月)
    バス酔いしやすい私はどちらかというと苦手だったんですが、この世にはバスをこんなにも愛好するひとがいるのかと楽しくなった。地名などの言葉の字面や響きからの発想の飛びっぷりにちょっぴり親近感も覚えた。

  • 秋吉理香子『暗黒女子』(双葉社,2013年6月)
    1つの事件が、お嬢さま学校の文学サークルメンバーたちによる作品というかたちで、それぞれの主張を打ち消し合いながらさまざまに語られる。テンプレート的な「多感で危うい時期の美少女たち」だとか「善悪の見境がつかないイノセントな残酷さ」だとかみたいなところから「女は怖い」に集約される系統の話には食傷気味かもしんないというような気持ちも湧きつつ、現実離れした過剰な要素が積み重なることで独自の世界が立ち上がり、割り切って楽しむことができました。

  • 瀧波ユカリ『女もたけなわ』(幻冬舎,2013年4月)
    恋愛経験値が低くアンテナが鈍い私にはかなりの別世界感。この戸惑いはご本業の漫画を拝読したことがなく作風を知らない不用意な状態でエッセイ集だけ読んじゃったせいもあるかもしんない。

  • 山口恵以子『月下上海』(文藝春秋,2013年6月)
    第20回松本清張賞受賞作。戦時中の上海が舞台。計算高さと情熱を兼ね備え、誇り高くすべてを生き抜く美貌の四十路過ぎヒロインにとても華があります。映像で観てみたい。漫画もいいな!


  • よしながふみ『大奥』第10巻(白泉社,2013年11月)
    前巻の時点で史実を踏まえると源内や意次は過酷な運命をたどるに違いないと怖かったし実際そうだったけど、信じる道があり後世につなげられるものがあったのだということの強さを感じられた描き方。そして転換期!

  • 伊藤理佐『おんなの窓』第4巻(文藝春秋,2012年11月)
    1年前に出てたのか。出産・子育ての巻。わたわたしている日々のようすがストレートに伝わってきて応援せざるをえない。そしてニャコさんに続いて、クロさんもいなくなっちゃってたんですね……。
Posted at 23:55 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark
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