虫のいい日々

あぶはち取らずと言われても、極楽とんぼで過ごしたい。
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2015年2月に読んだものメモ
  • 畠中恵『ひなこまち』(新潮文庫,2014年12月/親本:2012年6月)
     「しゃばけ」シリーズ11作目。雛人形のお手本となる江戸一番の美女選びで町が活気づく一方、妖や人間たちの困りごとが次々と発生。虚弱な若だんなが自分もみんなを助けたいと頑張りまくるので応援しながら読んだ。以前のお話での別の時間軸での出来事が完全になかったことにはなってないみたいで……?

  • 畠中恵『えどさがし』(新潮文庫,2014年12月)
     「しゃばけ」シリーズ外伝集。主人公の若だんなが直接登場しないお話ばかりで、本編より前の時代だったり後の時代だったりいろいろ。表題作(明治時代)の「長崎商会」と名を変えた長崎屋は、この状況だけでも別のシリーズで何作も読みたいくらいだ。

  • 山口仲美『大学教授がガンになってわかったこと』(幻冬舎新書,2014年3月)
     2度の手術とその後の治療の体験を患者の立場から事実の経過と心の動きの両面で詳述。病院や医師を選ぶ際の逡巡や最終的な決め手など興味深かった。実際には、こんなに悩むほど選択肢がないひとも多いと思うけど(これ都心の病院に通えて多彩な人脈があって初めて発生する状況よな)。手術の腕は素晴らしいのに患者との言葉のやりとりが下手な医師と、術後の抗癌剤治療方針で決裂するくだりは、胃が痛くなるような臨場感がありました。納得の行く入院・通院生活を送るには、状況を打破する勇気と、情報収集の手間を惜しまない心が必要なのね。

  • 仁木英之『仙丹の契り 僕僕先生』(新潮社,2014年8月)
     シリーズ8冊目。のほほん素直な王弁くんがじわじわと素質を発揮して成長しているぞ。さまざまな過去やしがらみを抱える周辺の人々のうち、ある者は彼に苛立ち、ある者は彼を羨む。そして飄々としている僕僕先生も彼のことが必要なんですよね(たぶん)。

  • Cassandra Clare, Sarah Rees Brennan, Maureen Johnson "The Bane Chronicles" (Walker Books, 2014年11月)
     「シャドウハンター」シリーズの印象的な脇役、マグナス・ベインを主人公とした番外短編集。当人がほぼ不老不死なので時代や場所はさまざま。語り口もシリアスなのからコメディっぽいのまでいろいろ。何百年も人の歴史を見てきたマグナスの、憎しみをぶつけられても周囲の人や人でない者たちへの興味と愛情と希望をどこまでも失わない一途さと、断固として飄々としたお茶目キャラでありつづけるさまが愛おしい。

  • 山口恵以子『恋形見』(徳間書店,2015年1月)
     生来の才覚を発揮して江戸で太物と呉服の問屋を経営する主人として辣腕をふるう一方、一途な恋情をずっと胸に秘めて心のよすがにしているヒロイン。これ相手はわりと駄目男なんだけど、恋が報われてないがゆえに足を引っ張られず真っ当に生きられてるんだよな(笑)。


  • 井上純一『中国嫁日記』第4巻(KADOKAWA,2015年2月)
     もはや国際結婚あまり関係なくほぼ「単に夫婦が寄り添う話」な印象に。それもまたよし。書き下ろし、ジンサンがすごい勇気を出したことが中国では普通なので月さん反応が軽かったっての、日本はこの方面では世間一般的な意識の上で後進国なんだなという思いを新たにした。

  • 篠原烏童『1/4×1/2(クォート&ハーフ)R』第7巻(朝日新聞出版,2015年2月)
     恒例の干支エピソードが3つも入った大判振る舞いの巻。言葉が通じなくても愛情を注いだ人間には愛情で応えてくれる生き物がたくさんいるんだと思うと、なんとなく切なくて泣きたくなる。それはそうと着ぐるみラクシャスかわいいな!

  • もりちかこ『妖怪ウォッチ わくわく☆にゃんだふるデイズ Vol. 3』(小学館,2015年2月)
     コミックスではなく『ちゃお』増刊として出ている全ページカラーの「薄い本」3冊目。描き下ろしページのオロチさんかわいそかわいい。エリート妖怪なのに。ちゃお版は、主人公と妖怪たちのあいだの主従感・使役感が他バージョンよりさらに希薄で本当に純粋に「ともだち」って雰囲気なのが好き。

  • 中村光『聖☆おにいさん』第11巻(講談社,2015年2月)
     よくネタが続くよなあ。うん、IKEAできたよねえ立川に。宗教間どころか善と悪の境もなんだかよく分からなくなってるほのぼの仲良し21世紀。すごく「いい人」でお肌の乾燥(を維持すること)に気を遣ってる即身仏さんが今回いちばんのツボでした。

  • 獸木野生『パーム (37) TASK II』(新書館,2015年3月)
     どんどんスケールが広がっていく実態の見えない敵。予告された終局に向かってストーリーが追い詰められていく感じ。どこまで背負っちゃうんだジェームス。みんなでわいわいやれていた頃は本当につかの間の(相対的には)安らかな日々だったんだなあ。

  • 小西紀行『妖怪ウォッチ』第6巻(小学館,2015年3月)
     コロコロ版のジバニャンは主人公と一緒に暮らしてないのでちょっと寂しいけど、自立した姿勢がこれはこれで。しかし妖怪合コンで交友関係広げてリア充してるアニメ版と違って、こっちのジバニャンは単独行動時も、迷惑な妖怪にばっかり遭遇してないか。がんばれ。
Posted at 15:44 | permalink | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark
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