Timmermans Lambicus Blanche(ティママン・ブランシェ)

Timmermans Lambicus Blanche


ベルギー・ビール。アルコール分4.5%。

輸入元による日本語解説ラベルによると「ランビック(自然発酵)製法による唯一のホワイトビールです」とのこと。

原材料は「麦芽、小麦、ホップ、コリアンダー、糖類、酸化防止剤(ビタミンC)」となっており、フルーツなどはまったく使われていないのですが、妙にフルーティというか、これ実はシードルなんだよ、と言われたら、うっかり信じてしまいそうな、さわやかな(ビール臭くない)淡い色と、甘酸っぱさ。酸味のあるビールOKな人に。
0

    Koestritzer Schwarzbier(ケストリッツァー・シュワルツビア)

    Koestritzer Schwarzbier


    1543年創業のケストリッツァー醸造所で作られているドイツビール。

    ラベルによると、ゲーテが愛飲していたビールなのだそうです(当時と同じ味かどうかは知りませんが)。黒ビールにしては軽めな感じ? アルコール度数4.8%。
    0

      歯の磨き方ひとつ取っても

      (初出 2002.07.19)

      突然ですが昔話をさせてください。アメリカ合衆国で小学生をやっていた頃、5 年生の終わりの初夏に、学年全体で(って 2 クラスしかなかったけど)2 泊 3 日のキャンプに行くことになりました。泊りがけの課外活動は初めてです。

      出発前に、ひとことだけ、校長先生のお話がありました。具体的な言葉遣いはもう覚えていないけれど、
      「今回のキャンプでは、初めて朝から晩までクラスメートたちと一緒に過ごして、不思議に思うことが多々あるでしょう。ものの食べ方、寝る前の習慣、あるいは歯の磨き方でさえも、お友達とあなたとでは、まったく違っているかもしれません。しかし、それがどんなに自分が見知っているものと違っていても、決して相手を馬鹿にしたり、批判したりしてはいけません。私たちはそれぞれ、異なったバックグラウンドを持っているのだから。では楽しんでいらっしゃい」
      と、まあこんなかんじ。直訳調ですまん。

      実際、いろんな子がいました。家庭の宗教・思想上の理由により、学校側が用意したご飯が食べられないから自分で持参したクッキー(私家版カロリーメイトみたいな高栄養価なやつ)で 3 日間食いつないでいる子とかさ。なんせ、親の仕事の都合などで渡米中の「英語を母語としない子供たち」を対象としたプログラムを試験的に実施しているモデル校で、さらにその年度からは母国語の読み書きさえおぼつかない難民の子供たち(いわゆるボートピープル)の受け入れ指定校にもなってたので、とにかくものすごく人種的・文化的に幅があったのです。米国そのものが、そもそもはほとんど移民の国なので、米国で生まれ育った子でも家庭内では先祖の国の生活習慣が残ってたりするし。

      20 年以上経った今でも、なぜかあのときの校長先生の話を、ちょくちょく思い出します。特に「歯の磨き方でさえ」ってとこ(笑)。つまり、どんな些細なことでも、あるいはどんなに自分にとっては“当たり前”と思えることでも、他人がそれを同じように思っていたり、受け入れることができたりするとは限らないのだ、ということ。ある事柄に対する「正しいやり方」は、無数にあるのだということ。その差異は、生活レベルに染み込んでいるようなものであるほど、見えにくく、かつ根深いのだということ。

      正直言って、私は人間が出来てないので、時々虚しくなるのですよ。私も普段は、ぽやーんと生きてるので、うっかり自覚のないままに、どこかで誰かに対して、なにかを決め付けてしまっているかもしれない。だからこそ時に立ち止まって、自分の言動を振り返ってみなければと思ってる。だけど、こちらが「バックグラウンドの違う人間同士で“常識”が違うのは当たり前。まずお互い悪意のないことを確認しましょう」という態度でいるときに、その相手がまったく歩み寄りの姿勢を見せずに、一方的な価値観で、がーーーーっとこちらを非難して、要求だけ突きつけてきたりするのなら、こちらが相手の思考を理解しようとしても泥沼化するだけなんじゃないだろうか、みたいな。

      つまりそういう相手というのは、「そういう文化」に属する人たちなのだと、受け止めてしまえばよいのかもしれない。相手側は「自分と違う考え方が存在することを否定する」文化。そしてこちら側は、「自分と違う考え方が存在することを肯定する」文化。そういうふうに“相手を理解”すれば、相手側にもこちらに対する多少の理解を求める、今の私の気持ちは、変わってくるはず。そして今のこの状況も、「文化摩擦」から「単なる文化の違い」に押し戻せるはず。「他人の立場を考慮するかどうか」というのもまた、「歯の磨き方」みたいなもんなんだと思う。あー。えーと。意味、通じてますか。ただ問題は、「単なる文化の違い」で済ませていると、根本的なところは結局、解決しないってことだよなあ。こちらが黙っているうちに相手側から要求を延々と一方的に突きつけられつづける状況には、変わりないわけだし。向こうは多分、善意のつもりだから(そう思いたい)、余計に困ってしまう。

      せっかく「ちょっといい話」風に書き始めたのに(そうか?)、抽象的な愚痴に終わってしまってごめんね。なんか調子悪いわ。しかし「歯の磨き方でさえ」っていうのは、マジであれから 20 年以上経った今も、わたくしの座右の銘でございます。

      0


        calendar

        S M T W T F S
           1234
        567891011
        12131415161718
        19202122232425
        2627282930  
        << April 2020 >>

        ここはなに?

        ウェブサイト「虫の居所」の一部です。
        管理人ならのが、そのときどきに考えたことや興味を引かれたもの、読んだものなどについて、心のおもむくままに、だらだらと綴るところです。心がおもむかないときは、更新停止しています。

        links

        最近の日々

        カテゴリ―別の日々

        これまでの日々

        コメントされた日々

        • 2016年3月に読んだものメモ
          ならの
        • 2016年3月に読んだものメモ
          かえる 改め きと
        • 2014年1月〜2月に読んだものメモ
          ならの
        • 2014年1月〜2月に読んだものメモ
          かえる
        • 2013年8月に読んだものメモ
          ならの
        • 2013年8月に読んだものメモ
          かえる
        • 2013年4月に読んだものメモ
          ならの
        • 2013年4月に読んだものメモ
          walkman
        • 2年が経ちましたね
          ならの
        • 2年が経ちましたね
          To-ko

        トラックバックされた日々

        日々の検索

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM